記念日とその周辺

記念日といえば誕生日とか結婚記念日とかがメジャーですが、「生まれてから何日」もそれなりに面白い記念日になり得ると思います。
このブログでも何度か話題にしたことがあります。
どことなくなんとなく;まだ4桁
どことなくなんとなく;9999
どことなくなんとなく;ゾロ目は遠い日の彼方に

そこで、「あれ?確か33歳の春には何かがあった気がする。」と不意に思い出し、上記のエントリを再確認してみた結果、2014年5月22日は私の生誕12345日目に当たることが分かりました。
忘れないようにメモしておいたことをすっかり忘れていましたが、取り返しのつかなくなる前に思い出せたのは良かったです。
リスが木の実を埋めて隠していたのを忘れたおかげで、芽が出る感じというか何と言うか。
それにしても、「まだ4桁」を書いた頃から2500日以上が経過したと考えると、中々感慨深いものがありますね。

全く意図していたわけではなく偶然ではあるんですけど、ちょうどその頃の周辺の時期には、先日契約してしまった便利な玩具が私の手元に届くころのはずです。

Brz

最低でも16000日を過ぎる頃までは、たくさん楽しめるのではないかと期待しています。

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そろそろ見頃

ちょうどこの週末に桜が見頃を迎えています。

2014 sakura

毎年、この季節には桜のエントリを書いていますが、そのような記事が10個目になりました。

どことなくなんとなく;花見(2005年4月22日)
どことなくなんとなく;花見頃(2006年4月20日)
どことなくなんとなく;花見頃(2007年4月14日)
どことなくなんとなく;桜が満開(2008年4月14日)
どことなくなんとなく;花散し(2009年4月15日)
どことなくなんとなく;桜色は寒空の底(2010年4月27日)
どことなくなんとなく;花見頃も過ぎて(2011年4月26日)
どことなくなんとなく;花の季節も終わりつつ(2012年4月30日)
どことなくなんとなく;9年目の花見ごろ(2013年4月16日)

一年に一つずつ、定点観測のように桜の記事を書いていたみたいですけど、もうすぐブログを開設して10年目に突入しそうです。
開設したころ、約9年前と何が変わったのかというと、そんなに変わったような気がしていません。
年齢だけは、24歳から33歳になりました。
今年の桜の見頃はちょうど今くらいですが、私の人生の見頃は一体いつだったんだろうと考えると、なかなか味わい深いものがありますね。

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10年目に入りました

「どことなくなんとなく」と言うタイトルでブログを始めたのが2005年4月16日でしたので、そこから丸9年が経過し、昨日から10年目に入りました。
記念すべき最初のエントリはこれ。
どことなくなんとなく;最初の話題はドラえもん
ちょうど、10年前の2003年から2004年あたりはブログが流行り始めていて、2005年くらいに最初の「ブーム」と言ってもいいくらいの盛り上がりがあったように記憶しています。
今はもう偉くなってしまった友人などもブログをしていて、なんとなくやってみようかなあ、と思っていたところに、大学院博士課程に進んだタイミングで気分を変えたかったことと、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間くらいである私の性質と、ドラえもんの声優が一新されたこととがうまい具合にミックスした結果、ブログの開設ボタンをポチッとクリックしたことをよく覚えています。
ちなみに、最初はエキサイトブログでした。
5ヶ月後に今のJUGEMに引越をしました。
また他のところに引越したい気持ちもなくはないのですが、記事量と手間を考えるともはやどうにもならず、誰か助けてください。

よし、ブログを書いてみよう!と思い立って最初に考えるのはブログのタイトルです。
「どことなくなんとなく」というタイトルは、藤子・F・不二雄先生の短編が由来です。
薄ぼんやりと感じる日常の違和感を起点とした短編SFの傑作です。
「何を書きたい!」と言うこともありませんでしたので、日常に潜む違和感を言葉にできればと思いつき、このタイトルにしました。
結果、なんとなく適当ではありますが2014年現在も続けることができていますので、良いタイトルだったんだなあ、と思っています。

10年位前に雨後の筍のように開設したブログのうち、今も続いている割合はどの程度なんだろうと考えると、低空飛行で更新停止スレスレだとは言え、続けることができているのは、このブログの数少ない自慢だと思います。
間にはmixiとかTwitterとかFacebookとか、色々なブームが起き、そのたびにブログが衰退するんじゃないかと思っていましたが、意外に生き残っている感じです。
しかし当初ブログが担っていた「個人のダラダラとした役に立ちそうもない日記」と言う、私のブログのアイデンティティ的な部分は前述のものを含めたソーシャルメディアに多くが移ってしまい、今、よく目にするブログのスタイルとして多いのは「なにかの役に立つ情報」をわかりやすくキャッチーにちょっと脚色を加えつつ取り上げるタイプのものが大半になっているような印象です。
そのようなブログは役に立つし便利ではあるんですけど、そのへんは私ではない誰かに書いてもらうとして、私は「個人のダラダラとした役に立ちそうもない日記」をこれからも書いていきたいなあ、と決心を新たにした次第です。

と言うわけで、10年目のこれからも何卒よろしくお願い致します。
あと、話は完全に脱線してしまい蛇足極まりありませんが、このブログが10年目と言うことは、ドラえもんの声優が変わってからも10年目と言うことです(声優変更後の最初の放送は2005年4月15日金曜日19:00〜)。
その年に産まれた子は小学4年生になる計算ですので、ざっくりと中学生以下くらいの人たちにはいわゆる「大山ドラ」の記憶がないことになります。
私は今、大学の教員ですが、その人達が大学に入学するまでに3年として、その頃にはドラえもんの話題でさえもコミュニケーションの手段として使いにくくなるわけです。

「ぐーふーふー、ぼくドラえもん」
「なにそれ(ひそひそ」
「僕は大山ドラだけじゃなくて、わさびドラもいいと思ってるよ!(キリッ」
「大山とかわさびとか、意味分からないし(ひそひそ」

何と言うか老害とは、自分の価値観を押し付けることだけではなくて、そもそも価値観を形成するための認識におけるギャップを正確に理解できなくなることによって生じるのかなあ、と思いました。
ギャップを埋めるためには、価値観の押し付けによる布教活動が必要ですね!

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