2011年
いよいよ、2011年の大晦日になってしまいました。
今年は振り返れば多くの出来事がありすぎて、ちょっと一言でまとめるには難しい年なのですが、とりあえずこうして無事に年末を迎えられて良かったなあ、と感じています。
数日前から酷い風邪をひいていて、ふらふらな状態の年末ではありますが、どうにかこうにか新しい年を迎えることが出来そうです。
仕事のある期間は体調は低空飛行ながらも元気なのに、年末年始の休みに入った途端に風邪をひくというのも、よく仕組まれた感じで趣深いです。

このブログに関して今年の反省点を一つ挙げるとしたら、それは間違いなく「放置プレイしすぎ」の一点に尽きます。
書きたい話も実際のところたくさんあって、頭の中ではエア更新を繰り返していたものですが、現実には2011年には18回しか更新してませんでした。
一ヶ月に1.5エントリ。
さすがにちょっと少ないと、反省しています。
一番更新していた時期の二週間分ですからね。
これはこれで、どうかと思いますが。

エア更新だったものが本当に更新していたのなら、もっとこのブログはエキサイティングなものになっていたはずです。
SFあり、社会批判あり、小話あり、ちょっと泣ける話あり、それはもう、盛り沢山です。
人間の自我をロボットに拡張しつつ今年顕になった日本人の科学リテラシーの問題に切り込みつつ中々来年のポストを確定できない一研究者の悲哀のケーススタディが出来ていたはずなのです。
2011年中にそれらを書き記すことが出来なかったことが、残念といえば残念です。

ブログの更新はひとつの例ですが、「アウトプット」の重要性についても一考の余地があると考えています。
例えば私に関して、他のアウトプットが多くブログの更新に向けるリソースが枯渇した結果としての更新減なのか、そもそものアウトプット量の絶対的な枯渇なのかは、趣味で適当に書いているブログと言えども、本業に関わる大事な論点の一つだと思います。
そして、私の感覚としての認識では、残念ながら後者であると感じているため、これを打破するための方策として、「とにかくアウトプットを増やす」ことが考えられ、何でもいいから文章を書くことは、存外大切なのかもなあ、と思います。

グダグダと色々と書きましたが、2012年、来年が素敵な年になるように願っています。
少なくても、2011年よりはいい年に。
2011年中は、とりわけ一番大変な時期には、皆様からの言葉の一つ一つが有り難かったです。
また来年もよろしくお願い致します。
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