時を消費する
基本的に時間を意味なく無為に過ごすことが好きです。
「時間の無駄」を考えることこそ「無駄」なので、それが許されるときは無駄にダラダラと過ごすことは、悪くない時間の使い方でした。
これって、凄く贅沢な時間の使い方です。
最高級品。
いつまでもこのような時間の使い方を出来れば最高なのですが、どうしてもそうもいかない時期ももちろんあります。

一日の時間の使い方を考えた場合、私には大凡3種類の時間の使い方がありました。
一つは睡眠や食事などの、そもそも生存に必要な時間。
一つは仕事や実験、勉強などの研究に費やす時間。
そしてもう一つは遊んだりまったりしたりのプライベートな時間。
この三つの時間をバランスよく使えていれば心安らかに日々を送れそうな気がするのですが、現状はあまり満足がいってません。
もう少し、研究に費やす時間を増やしたいんです。
必然的にプライベートな時間が減ることになりますが。

何度か書いていることですが、研究が自分では我慢できないほどに、進んでいません。
時間をかければ進むと言うものでもないのは分かっているんですが、時間をかけることで少しでも進むのなら時間をかけたい気持ちです。
ここで妥協したりダラダラとした時間の使い方をしたら、きっと10年後に後悔するような、そんな危機感です。
研究を進められない研究者がダラダラと生きていけるほど世の中は慈愛に満ちていませんし、そうなると私が生きていく隙間が無くなってしまいそうな、そんな気がしてしまいます。

まずは時間を有効活用することを考えています。
RSSに登録しているフィードを少し整理して、ネットに割く時間を減らしたり、あとは同時に複数のことをできるようになれればな、とも思っています。
実験を仕掛けている待ち時間に勉強をしたり。
通勤の電車の中で本を読んだり。

電車の中で昨日は週刊少年サンデー、今日はジャンプSQを読んでいるくらいには時間を有効活用できているので、この調子で頑張っていきたいです。
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kasa / 研究 / comments(0) / trackbacks(0)
四つ葉のクローバー
先日、大学構内をウロウロしていたら、素敵な場所を見つけました。
四つ葉のクローバーの群生地。
一つ見つけただけで幸運が訪れると言われている四つ葉のクローバーですので、それがたくさんあるとしたらどれほどの幸運が訪れるか知れません。

Yotsuba
三つ葉のクローバーの中に四つ葉のクローバーが出現する確率は10000分の1程度と推定されているらしいので、二つ見つけるのは10000の2乗、三つ見つけるのは10000の3乗、N個見つけるのは10000のN乗の幸運のはずです。
どうしよう、今回見つけたのだけでも10000000000000000くらいは幸運な計算です。
これはちょっと凄いですよ。

しかも、今回見つけたのは四つ葉だけではありません。
五つ葉も見つけたんです。
Itutuba

これでいよいよ幸運の度合いが計り知れなくなってきました。

これから、どんなに素晴らしい幸運がやってくるか、凄く楽しみです。
まさか、実はもう幸運が来た後で、最大限幸運な状態が今、と言うことはないですよね。
そんなまさか。
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よく使うアプリケーション
友人のTwisted Mindの中の人がApplicationフォルダの中身を晒していたので真似をしてみます。
そう言えば昔似たことをしたことがあったので、定点観測の意味も込めて。
どことなくなんとなく:Mac 10 apps

ちなみに環境はMacBook Pro 2.4GHz メモリ4G(Early 2008)

・Microsoft Office 2008
こいつがないと仕事にならなくなってしまいました。
Word嫌い嫌い嫌い、けど書式の大半がWordな現実。
関連;どことなくなんとなく:Microsoft Office 2008 12.1.0

・Adobe Illustrator CS4
絵を書いたり図を作ったり体裁を整えた文書を作ったり。
関連;どことなくなんとなく:Illustrator CS4が届いた

・Safari 4 Public Beta
 ・Safari Stand
 ・Grease Kit
メインブラウザとして活躍。
Firefoxは便利だけどなんとなく合わないので。

・Firefox
サブブラウザ。
最新バージョンを入れてないので、さっさとアップデートしないと。

・ecto
ブログの更新。
関連;どことなくなんとなく:JUGEMectoを使う方法

・Dropbox
超便利。作業中の書類はDropboxで共有して場所や端末を選ばないようにしています。
あとはBathyscapheのログの共有用。
関連;どことなくなんとなく:Dropboxは便利

・Bathyscaphe
2ちゃんねるブラウザ。
Dropboxでログ共有することでグッッと便利に。

・MacNicoTunes
ニコニコ。

・Growl
うざいけど、ないと不便。

・Quicksilver
ランチャとして使用。

・Adium
メッセ用。Mac版Live Messengerの出来の悪さに耐えかねて。

・iWork '08
'09を買おうか悩み中。

・EndNote X2
文献情報の管理および文献情報をWordと連携していい感じにしてくれる。

・iPapers2
文献管理。

・CotEditor
主にテキストエディタとして使用。

・VMware Fusion
Windows環境が必要なときが多々あるので、その時のために。

・OnyX
システムのメンテナンス用。

・Preview
pdfを見る時はこれ。

・Mail
メール。

まとめてみると、あんまり使ってませんね。
これでほぼ全部です。
普通過ぎてつまらないラインナップかもしれません。
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大学院生と言う立場
非常に書くために必要なエネルギーが大きな話題で、正直書きたくないんですけど、書くのが適切だろうと思うので書いてみます。

東北大大学院生が自殺…博士論文、2年連続受け取り拒否され
同大によると、自殺したのは理学研究科で生物関係の研究をしていた博士課程の男性大学院生(当時29歳)。大学院生は昨年8月、研究のデータ集めをした滋賀県内で自殺した。遺書には指導法への不満などはなかったが、翌月、両親から男性准教授(52)の指導に問題があったのではとの指摘を受け、内部調査委員会を設置していた。

大学院生は2007年12月、博士論文の草稿を事前提出したが、准教授は大学院生と十分に議論せず受け取りを拒否。准教授は06年11月ごろにも、論文提出を延期するように指示しており、大学院生は2年連続で博士号の取得に失敗した。
昨年3月まで博士課程の学生で、今は一応大学教員で、そして大学が大学なだけに、とても書きにくい話題なんです。
この話を知ったときにはもやもやとした気持ちになりました。
しかしある意味最も理解しやすい立場でもあるので、思ったところを書いてみたいと思います。

まずは、大学院博士課程は、博士号の取得に失敗すること自体はよくある話です。
自分の知り合いにも何人かいます。
しかし、この場合問題になるのは、この部分。
調査は、残された論文草稿やデータを見る限り、大学院生の研究は博士論文の審査水準に到達していたと判断。准教授が、具体的な指示を与えず、適切な指導を行わなかった結果、大学院生は学位取得や将来に希望を抱けなくなり、自殺に至ったと結論づけた。
「論文が○報必要」とかの条件があればその限りではありませんが、それを満たしていたのなら審査されないとおかしいです。
従って、この新聞報道を信じるならば、指導に当たっていた准教授に非があるのは疑いようがありません。
しかし、このケースを「特殊な教員の起こした過失」に帰結してしまうのは危険です。
システムの問題、教員の問題、大学院生の問題、色々とはらんでいます。
今回の事件は、これらの複合要因だと思います。
問題点については思いつくだけでも多すぎて、ここではちょっと書ききれません。

少なくても今回の事件については、学生の側が「研究室」「大学」をもっと柔軟に選択することが出来れば、つまり研究室間、大学間での「移動」がもっと簡単に行えるならば、恐らく防げた事例です。
自分に合わない教員のいる研究室なんてとっとと見切りをつけて、別のところに移動しちゃえば良いだけですから。
「学生」の最大の利点は、「選択の自由」があることです。
教員は学生を選べませんが、学生は教員を選べます。
そのような、柔軟な選択をしやすくするシステム作りをすることが、再発を防ぐ一つの手だてになるのではないかと思います。

あと、これから自殺しようかな、と考えている人達に対して。
「博士号」には死ぬほどの価値はありません。
死ぬ前に一度、考え直してください。
大学は「狭い」です。
狭いからこそ視野狭窄に陥ってないか、よく考えてみて下さい。

「問題点」については機会があったら書きます。
すでにこのブログでも、大なり小なり書いてはいるのですが。
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写真の整理
明日、所用でデジカメを使う予定があったので、撮りっぱなしになっていた写真を整理しました。
しげしげとそれらの写真を眺めていると、撮った時の状況や意図をありありと思い出す写真と、撮ったことすら覚えていない写真とがあって、中々に興味深かったです。
デジカメを買ってからどうやら900枚近い写真を撮っていたみたいですので、気が向いたらこの中からテーマを決めてまとめて紹介できたらな、と思っています。
ネタがないときに調度いいので。
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