古すぎて新しい
お酒を、飲んできました。
日曜なのに飲み会で、しかも日本酒で勝負したせいで若干の頭痛を感じています。
この飲み会、今までに無かった試みのもとで行なわれたんです。

私は博士課程3年ですので、もう卒業です。
学部の4年、修士の2年、博士の3年と、9年も大学に通ってしまいました。
9年もいれば当然知り合いも増えそうなものなんですが、専攻が違ったりするとさっぱり分かりません。
他の専攻の博士3年の人などは、お互いに9年も大学に通っているのに、全く話をしたこともなかったり。
今日は、そんな垣根を少しでも無くそう、という試みの飲み会でした。
専攻関係無しの、博士3年飲み。
今日みんなで「よろしくー」と言いつつ、3月末にはみんな卒業してしまうような、儚い飲み会です。

想像よりも多い10人以上の人が参加したんですが、私にとって参加者の関係は様々。
顔も名前も知らない人、顔は知ってるけど名前は知らない人、名前も知ってるけど、話したことない人、学部生の頃話したことある人、同じ専攻の人と、本当に様々でした。
今更自己紹介なんかしてみたり、「どこ出身?」とか、もう10年も前に通り過ぎてきたことをやってみたので、何だか古過ぎて逆に新しい感じが新鮮でした。
まさか、二次会でグダグダになるまで飲んでしまうとは、想像もしてませんでしたけど。
このような試みは凄く面白かったです。
あと一ヶ月もせずにみんな卒業ですけどね。

そんなわけで、若干飲み過ぎてしまって、頭がちょっと痛いです。
頭が痛いので、いつものように上手に文章をまとめることができません。
能力が、落ちてしまって。
この文章の端々に、酔っぱらい感が漂っているのではないかと。
いつもと変わらないように見える人は、酔っぱらっているんです。
もしくは、普段の私の全力が、酔っぱらって頭痛しているときと同程度、だと言うことです。
それなら、普段から酒をあおりながら仕事をすれば良いので、むしろ好都合なのかも。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
10万
当ブログが、地味に100000アクセスを記録していました。
見て下さっている方々、通り過ぎて下さった方々、本当にありがとうございます。

100017
下の方にこっそりとつけてるカウンターには、「100017」の文字。
適当なペースで、適当に歩んできたので、なかなか感慨深いものがあります。
読んでも得るものの少ない、このようなブログに対して10万ものアクセスがあったことが、本当に有り難いな、と感じています。
ホント、こんなところを読んでいる暇があったら、雨の日に雨粒の数を数えていた方がずっと有意義な時間の使い方ですよ。
ちなみに、雨粒の数を数えるのは一人では限界があるので、単位面積当たりに落下する雨粒の数を数えるのが現実的だと考えています。
水たまり、超オススメ。

過去の記録を遡ると、50000アクセスを記録したのは2007年1月4日のようです。
どことなくなんとなく;節目
それから424日ですので、一日平均120アクセス程度でしょうか。
地味にいいペースですね。
これからも、このような地味目のポジションで頑張りたい所存です。
ひっそりと、こそこそと。

頑張ってこのペースを維持できれば、100万アクセスに到達するのは約25年後のはずです。
その時、私は52歳。
「祝☆100万」というタイトルでエントリを書くつもりなので、それまで見て頂けるととても嬉しいです。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 連絡 / comments(0) / trackbacks(0)
見識
見識は、多いに越したことがないと思います。
知見と、知識とを基に判断する能力のことを「見識」というのならば、バックグラウンドとしての知見・知識も多いに越したことはないはずです。
「見識のある人」というのは、知識、知見に加えてそれに立脚した正確な判断が出来る人のことなので。
とても難しいことです。

自分の知っている世界が、自分で思っているよりもずっと狭かったと気付くことは、大きな衝撃です。
「よく知っている」「そこそこ知っている」と自覚していたような世界のことなら尚のこと。
自分の知っていた世界が「狭い」ということに気付いてしまうと、その「狭い」世界の中でしか判断して来なかった見識が、途端に嘘くさいものになってしまいます。
見識そのものが根本から覆されることもあるかもしれません。
「井の中の蛙」が「目からウロコ」ということですね。
両生類からウロコだなんて、進化なんだか退化なんだか分からないあたりも、見識です。

昨日、卒業論文発表会とその打ち上げの飲み会がありました。
最近飲んでばっかりです。
そこで色んな人と色んな話をしたわけですけど、知っていると思っていたことでも案外知らないものだなあ、と関心してました。
もともとあんまり興味のない話題だったのですが、まさかこんなに複雑怪奇な事情があったなんて、思いもよりませんでした。
くっついたのはなれたの、ドロドロの愛憎劇が繰り広げられていたなんて!

おかげで私の見識もだいぶ広がりました。
広げて良かったものなのかは、永遠の謎です。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
心配事
今の時期は色々と、環境が変わることに対する雑務が多いです。
出て行くことと、入って行くことと。
雑務をこなしていると、段々と「もうすぐ環境が変わる」ことが実感としてじわじわと現実味を帯びてきて。
不安なことや、心配なことも出てきてしまって。

今のところ一番の心配事は、次ぎ行くところでは、果たして屋上に侵入できるだろうか、ということです。
屋上でまったりと缶コーヒーを飲めるのだろうか、と。
私の幸せタイムを満喫できるのだろうか、と。
これがとても心配なんです。

私が所属することになる研究室は、12階建ての建物の中の、7階にあります。
窓の外には、なかなかいい眺め。
でも、屋上からの景色の方がきっといい眺めだと思います。
そこで飲む缶コーヒーはさぞや美味しかろうと、今から楽しみで仕方ありませんでした。
でも、ふと気付いてしまって。
「屋上、侵入できるのかな?」と。

この建物は研究室だけが入っているような完全な研究棟ではなく、医局なども入っているため、人の出入り、しかも色々な人の出入りが多い建物です。
そのような建物の屋上をどうするかと考えた場合、私が管理者だったら一番ラクなのは屋上を立ち入り禁止にしてしまうことなんですよね。
事故が起きてからでは遅いですし。

万が一屋上が侵入不可だったらどうしようと考えると、夜も眠れない毎日です。(昼間は眠くなります)
これは一度、実際に確認する必要がありそうですね。
階段が一体、どこまで続いているのを。
屋上へと続く、秘密通路の存在を。

もし、階段を一所懸命上り下りをしていたり、12階フロアで辺りをキョロキョロと見回していたり、エレベータの階数ボタンを連打したりする不審人物を見かけたら、彼はきっと屋上への秘密通路を探しているだけのはずなので、見て見ぬフリをしつつそっと見守ってあげて下さると、きっと彼も喜ぶと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
金属ナトリウムと水
3月7日に、東京理科大で発火事故が起きたようです。
このニュース記事がどうにも、解せません。

東京理科大研究室で爆発、男子学生が全身やけど(MSN産経ニュース)
一部(というか大部分になってしまうのですが)引用します。
 7日午後3時半ごろ、東京都新宿区市谷船河原町の東京理科大5号棟4階の研究室で爆発があり、男子学生(22)が全身にやけどを負った。意識はあるという。
 警視庁牛込署の調べでは、男子学生が研究に使った金属ナトリウムを廃棄処理するために、バケツの水に入れた後に爆発した。誤って薬品が混ざり、化学反応を起こした可能性があるという。
記事中では「金属ナトリウムを廃棄処理するために、バケツの水に入れた後に爆発した」とあります。
理系、しかも東京理科大の学生が「金属ナトリウムを水に入れる」ことを、故意にするとはとても思えません。
そんなことをしたら爆発するのは、当たり前。
高校(中学かも)の化学の教科書にも書いてあることです。
全くの門外漢の私(化学は高校レベルも最早怪しい)でも、ほとんど常識として知っているくらいですから、金属ナトリウムを扱って研究をしている人なら、一番注意するべきところのはずです。
しかも、記事中のその後の文章「誤って薬品が混ざり、化学反応を起こした」も分かりません。
本当に金属ナトリウムを水に入れてしまったのなら、それだけで爆発するには十分なはずですし。

ここからは想像なんですが、金属ナトリウムは石油(灯油)中で保存するため、石油と水を多量に含んだ液体を間違えてしまった可能性はあるように思います。

ちょっと探したら、理科大がこの事件についてアナウンスしていました。
神楽坂校舎5号館における発火事故について(東京理科大)
事故の状況が書いてあったので、その部分を引用します。
学生が研究室内で、リチウム電池の充電及び放電の実験後の廃棄処理を行っていた際に発火した事故と推測。この発火事故は初期対応(備え付けの消火器を使用)により消火。当該事故により学生1名が火傷を負い病院へ搬送された。
ん?「リチウム電池の実験中」とありますね。
ちょっと私には金属ナトリウムをリチウム電池の実験で使うか否かが分からないのですが、もしかしたら事故の原因は金属ナトリウムではないのかもしれませんね。
金属ナトリウムを使う電池ならナトリウム硫黄電池かな、と思いますが、リチウム電池じゃないですし。
全然知らない分野なので、何かあるのかもしれません。

実験中の事故というのは、他人事ではありません。
怪我をした人が、一日も早く回復することを願っています。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 科学 / comments(0) / trackbacks(0)
| 12345>|next>> |