物欲の話
春から新生活が始まるし一応社会人になるので、という名目でいくつか買おうと目論んでいるものがあります。
ほぼ買うことが確定しているのは、パソコンと時計です。
これらのものは決して安くないので、買うためには理由が必要なんです。
例え本当の理由が「欲しい」の一点だとしても、ポスドクだとは言え春から一応社会人になるということは、物欲の理由付けにもってこいです。
このタイミングを逃してはなりません。

私にとってパソコンと腕時計、そして携帯の3つは、ほぼ24時間自分の周りにあるものなので、その選択はとても大切です。
パソコンは次に買うのはMacBook Proなので悩む必要はありません。
携帯はこの間Advanced W-ZERO3[es]を買ったばかりです。
問題なのは、時計。

時計はホント、値段も性能もピンからキリまで、尋常じゃないくらいの幅があります。
数百円から数百万円まで、選択肢があります。
今使っているのはセイコーミリタリーのデイデイト機械式自動巻のものなんですが、これは確か8000円くらいです。
機械式は見ていて面白いですし、この時計はシンプルでとても気に入っていますが、もう一個もうちょっと良いやつが欲しいなあ、という気持ちもあります。
あと、学生ではなく社会人として公の場にしていけるか、と聞かれると正直微妙かもしれません。
以上の理由付けをもって、新しい時計なんぞが欲しいなあ、と考えています。

じゃあ何を買おうかなー、と言うことですけど、正直数百万円クラスは当然として数十万円クラスも無理です。
予算的に、きっと頑張っても5万円くらいです。
クオーツは面白くないので機械式じゃないとなりませんし、こうなると選択肢はあんまりありません。
オリエントスターのレトロフューチャーカメラモデルとか、ハミルトンのジャズマスタービューマチックあたりが気になりつつ(この2つの方向性はまるで違いますが)、現在色々と調査中です。
こうやって調べている時が一番楽しいです。
あとはこれらを一気に買えるだけの財力があれば良かったんですが、残念ながら残念なことにそれだけが残念で仕方ありません。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
気がつけば
もう日付では2月4日なんですね。
明日(感覚時間では明後日)2月5日は、私の博士論文本審査の日です。
こんなに近付いていたなんて、油断してました。
物欲の話なんてしている場合ではありません。

これが終わってしまえば、ようやく私の学生生活も一区切りです。
大学に4年、大学院修士課程に2年、博士課程に3年の長丁場でした。
この辺の思い出話的なものは、時間に余裕ができたら追々書こうと思っています。
9年分ですから、きっと前中後編くらいで。
興味のある人は楽しみに待ってて下さい。

本審査前とは言いつつ、実はそんなに忙しいという気持ちではありません。
予備審査のときにスライド自体は出来ていますし、あとは追加データをちょっとだけ含めてほぼ同じプレゼンをすれば良いだけなので。
空スライドを一枚挟んで、そのスライドを表示させている間は「スライド」じゃなくて「私」に視線を集めようかとも企んでいますが(プレゼンの達人の人はこの空スライドの使い方が本当に上手だと思います)、実行するかどうかは決めかねています。
そんな勝負はしないで、無難に無難に終わらせた方が良いのかもしれませんし。
でも一回やってみたいんですよね。

と言うことで、時間に余裕がないわけではないのですが、何となく気持ちが落ち着いていません。
本審査が終わるまでは、腰を据えたエントリはちょっと難しいかな、と思っています。
本当は今日の節分ネタに合わせた話も考えていたんですけどね。
恵方巻がここ数年急速に全国に普及したのは、豆をぶつけられて追い出されるのに耐えかねた鬼の陰謀論だったんだ!なんだってー!的な、そんなハートフルストーリーだったんですが、公開できなくて残念です。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
びしっと
いよいよ、博士論文本審査の日です。
12時間後はちょうど、審査も佳境に入ったあたり。
クライマックスです。
これが終わってしまえば、修了に必要なことはほぼお終いです。

本審査では、またプレゼンが40分、質疑応答を含めて80〜90分の長丁場です。
今までに培ってきた色々なものを発揮して、びしっとプレゼンをしてきたいと思っています。
もう27年も生きてますし、サザエさんで言えばアナゴさんと同じ歳だというくらいにキャリアを積んでいるので、それなりに色々と培ってきているはずです。
プレゼン中に頭が真っ白になった時の対処法とか、原稿を覚えなくてもそれなりの発表をするコツだとか、分からない質問に対する誤摩化しかただとか。
そのようなものを総動員して、何とか乗り切ってくる所存です。

本番でお腹が痛くなったりするのが最悪なので、今日は早めに寝たいと思っています。
まだ午前2時台ですし、ゆっくりと寝られそうです。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 研究 / comments(0) / trackbacks(0)
ほぼ終わり
本日博士論文本審査(最終試験)を終えることができました。
これで大学院を修了するためのイベントはほぼお終いです。
まあ、まだ投稿論文を書かないとならないんですけどね。
とりあえず、気が抜けました。
そして、体調も崩れました。
ギリギリ本審査が終わるまで体調が保ったのか、終わって気が抜けたから崩れてしまったのかは判断の難しいところですが、頭痛や喉痛、寒気といった典型的風邪の諸症状です。
頭痛いです。
数日は少しのんびりして、体調の回復に努めたいと思っています。
今の体調じゃ、解放感に包まれながら酒を飲むことも出来そうにないので。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 研究 / comments(0) / trackbacks(0)
手続きなど
博士論文の本審査も終わり、すっかりと隠居気分を隠しきれない今日この頃ですが、色々と手続きをしないとならない状況です。
主なものは3つありまして、一つは大学院の修了のために必要な手続き、一つは春からの就職のために必要な手続き、もう一つは奨学金という名の借金のために必要な手続きです。
どの手続きも同程度に大切です。
必須、という意味で。

大学院の修了のための手続きで残っているのは、D論の本提出です。
これはしっかりと製本をして提出しないとなりません。
なのでそろそろ入稿しないとならないんですが、本審査が終わった解放感で全くさっぱりこれっぽっちも手を付けていませんでした。
でも、うっかりしてたんですが、製本が仕上がってくるまでの時期を考えると実は結構ギリギリでした。
火曜日に入稿しないとちょっとマズい感じです。

ポスドクのために必要な手続きは、履歴書や修了見込み証や住民票等が締切の時期でした。
保険や年金、給与振込の手続き等はまだ余裕があります。
ぼちぼちと、色々な書類を提出することで「やっぱポスドクに来なくていいや」と思われないように既成事実を作っておかないとなりません。
この世界は契約社会ですからね。

奨学金は、現在素の状態では600万円以上の借金があります。
これをどうにか免除してもらえないかと画策中です。
数年前に日本育英会から学生支援機構へと改編された影響で、免除のシステムが変わってしまってます。
修士の頃に借りていた分については研究職に就けば免除されると思うんですが、博士の頃に借りていた分については、自分が優れた業績を有することを証明して免除してもらわないとなりません。
無駄に沢山学会で発表しておいて良かったなあ(博士の三年間で13回程、もうちょっと増えるかも)と思いつつ、自分の業績をまとめています。
論文がもうちょっとあれば良かったんですが、出版された論文の他に投稿中のものが一個と日本語と英語の総説がそれぞれ一個(共著ですけど)あるので、どうにか半額でも免除されないかなあ、と思っています。
科研費やら研究費やら他研究所での実験やら実験指導も考慮してくれるようなので、それらも最大限に生かしつつ。

まとめると、キレイな体でここを出て行くための手続きばかりです。
あと2ヶ月弱。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
| 12345>|next>> |