一寸先は
私は一応、今年度で大学院を修了して、来年から「ポスドク」をやろうと思っています。
行き先は早々に決めたいと思っていますが、まだ何とも言えません。
「ポスドク」は「ポストドクター」の略でして、Wikipediaには以下のように説明されています。
Wikipedia:ポスドク

ポストドクターとは英語の Postdoctor, Postdoctoral であり、博士号(ドクター)を取った後という意味である。主には博士号取得後の任期付きの職(博士研究員とも呼ばれる)を指す。また、省略してポスドク(Postdoc)と呼ばれることが多い。
もともと日本では、大学院を修了し博士ないし修士の学位を取得した後における大学での職は助手、講師であった。これらは基本的に任期のない職である(最近は大学教員の任期をつけるべきだという議論もある)。近年は、助手、もしくは大学院生と助手の間に相当する任期付きのポジションが増えてきた。これらがポストドクターと総称される。
旧文部省の旗振りで始まった大学院重点化計画によって大学院の定員が増え、その結果博士号取得者が増加した。そして増加した博士号取得者の職を補う形として、科学技術基本計画の一部であるポストドクター等一万人支援計画が実施されポスドクの人数は増加した。しかしながら、ポスドクを経験した博士号取得者の行き先として考えられる大学・研究所の定員は増えていない。このことはポスドク問題と呼ばれる。
勢い余ってほぼ全文を転載してしまいました。
なかなか不安定なポジションなんです。

ところで、Googleであるキーワードを検索すると、「関連検索」ってありますよね。
検索したキーワードに関連しそうなものを、Googleの方が提示してくれる便利なんだかお節介なんだかよく分からないやつです。
ここで紹介されていたキーワードで検索してみました。

Fuan

正直笑えないんですけど。
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kasa / 研究 / comments(0) / trackbacks(0)
意識を少し、未来において
ちょうど一年くらい前にこんなことを書きました。
どことなくなんとなく;時間を超えて
肉体としての体は時間の拘束を逃れられませんが、意識としての自分は時間の拘束は受けません。
意識を未来におくも現在におくも過去におくもそれは自由です。
デフォルトの状態では意識を「少し未来」において、たまに「過去」におくことできちんと考え直す時間を持つのが良いのかな、と感じました。
刻一刻と「未来」は「現在」になり、「現在」は「過去」になっています。
この流れに抗うことは出来ませんが、意識としてどこに重きを置くかの選択権はあります。
「過去」に置くか、「現在」に置くか、「未来」に置くかは自由です。
私自身は「少し未来」に意識を置きつつ、「現在」を乗り切って行きたいと考えていました。

ただしこのためには、「少し未来」を明確に思い描く必要があるので、その正確なビジョンが見えないような状況だと「少し未来」に意識を置くことが難しくなります。
見えない未来しか描けない「現在」に捕らわれてしまいます。
未来というのはいつでも不確定ですが、不確定要素が大きすぎるんです。
「今」で一杯一杯。

この不確定な部分を少しずつでも確定させることで、より明確で具体的な「少し未来」が見えるようになり、そのことがまた不確定な部分を確定させる要素にもなり得ます。
このような意識こそが「意識を少し未来に置く」ことそのものなのかもしれませんけど。

少し先を見るために、色々と確定させないとならないことがあります。
確定させた先に見える未来が、自分にとって良いものであることを期待してます。
具体的には、今の研究室から出て行って、環境を変えたいです。凄く。
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kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
過去も未来も一日で
今日はなかなか密度の濃い一日でした。
未来を見据えつつ、過去も思い出したからです。

未来の話。
「どこかいいポスドク先はないかなあ」と口を開けてポカンと待っているだけで向こうから話が舞い込むようなポジションに居られれば最高だったんですが、残念ながら学生の間にはそこまでのものを築けませんでした。
そのため、雇い主を捜すために自分で色々と動かないとなりません。
ということで今日、面接と研究室の見学をしてきました。
手応えは悪くなかったというか、むしろ良かったですけど、どうなるかはまだ分かりません。
採用不採用どちらにせよ(できれば採用がいいです)、早めに結果が分かるといいなあ、と思っています。

過去の話。
1995年頃、一大ムーブメントになったアニメーションがありました。
ちょうどその頃15, 6歳だったんですが、主人公とほぼ同年代で。
そのアニメが最近映画になったんですよ。
私は27歳になってますけど、ちょうど準主人公クラスの人達の年代が29歳くらいで。
なかなかちょうど良い感じに、しかもリアルタイムで楽しめたことはラッキーだったなあ、と思ってます。
ということで今日、「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」を見てきました。
後輩と二人で見に行ったんですが、映画館で更に別の後輩4人に遭遇してしまい、なかなかに気まずいというか面白かったです。
「あの人、D3のこの時期に暇なのかな?」と思われたこと必至です。
何かホントすみません。

内容については色々と気になる点も多く、色々考えてしまうのですが、ここでは伏せておきます。
凄く面白かったです。
あとこれだけは声を大にして言っておきたい。
ラミエル格好いいよラミエル、ヤシマ作戦格好いいよヤシマ作戦。

ポスドクの面接の話よりも、ヱヴァの感想の方が長い当たり、何か色々終わってる気がしないでもありません。
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kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
専門家
テレビや漫画、雑誌などは基本的にフィクションである場合が多いので、内容が本当でないことは問題になりません。(捏造はダメです)
でも例えいくらフィクションであるとは言え、ある程度の真実味を持たせるためには最低限のリアリティが必要です。
嘘くさく感じさせないための「最低限」です。

難しいのは、この「最低限」が人によって違うことです。
例えば医者を主人公にしたフィクションを実際のお医者さんが見たら、「おいおい、こんなこと有り得ないよ(笑)」と感じる場面は多いでしょうし。
専門家がその専門分野のフィクションに接するときには、「最低限」の水準がとても高いものになってしまいます。

というわけで、最近「屋上」のシーンが気になって仕方ありません。
この「屋上」というシチュエーションでは、かなりの確率で人物が屋上に寝転がっているんですよね。
私にはこれが非常に気になります。
この行為にはリアリティを感じられないんです。
日常的に屋上に行ってまったりとした時間を過ごしている屋上ニストの諸氏は重々承知だと思うのですが、屋上って決して綺麗ではありません。
基本的に雨ざらし風さらしの場所ですから、むしろ汚いです。
そのような場所に寝転がろうとは、ちょっと考えられません。

従って、「屋上で寝転がる」というシーンが出てきた瞬間に「このフィクションを制作した人は屋上を知らない」と意識させられることになり、それだけでその世界に入り込みにくくなってしまいます。
屋上は寝転がる場所じゃないよ、缶コーヒーを飲むところだよ。

もし制作者が屋上に日常的に通っていてその上で「屋上で寝転がる」ことにリアリティを持っているようでしたら、むしろ屋上で寝転がらないなんて信じられない、という思想の持ち主でしたら、それは屋上ニストとして私の完敗です。
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kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
電源アダプタが逝きました
以前、私の使っているPowerBookの電源アダプタが断線しかかっていることを書いたことがあります。
どことなくなんとなく;PowerBook用電源アダプタ
どことなくなんとなく;PowerBook用電源アダプタ2

上記の記事に書いたように、今はサードパーティ製の新しい電源アダプタを買って、それを研究室では使用しています。
じゃあ、断線しかかっていた元の電源アダプタはどうしていたかというと、自宅で使っていたんです。
ビニールテープでグルグル巻きにして。
触れないように丁寧に扱って。

それがつい先程、バチッと言う音と共に煙りをあげました。
断線しかけていた部分が完全に切れてしまったみたいです。
ちょっと焦げ臭い。
薄々思ってはいたものの、やっぱり危ないですね。

ということで、現在自宅にいるため、このPowerBookに電気を供給する術がありません。
活動限界は刻一刻と迫っています。
明日大学に行けば電源アダプタはあるので、大きな問題にはなりませんが、若干不便です。
家と自宅に一個ずつ置いてあるのが理想なんです。

10月は新OSのOSX10.5 "Leopard"が発売されるはずなので買わないとなりませんし、それに備えて外付けハードディスクも買わないとならないので、正直電源アダプタまでは手が回りません。
仕方ないので、しばらくは電源アダプタを持ち歩く日々になりそうです。

バッテリーも残り少ないので、もう終わりにします。
こんな時間にパソコンを使えなくなってしまうなんて、あとは寝るくらいしかすることがありません。
むしろ電源アダプタが自宅にない方が、健康的な生活をおくれるような気がしてきました。
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kasa / Mac / comments(0) / trackbacks(0)
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