物言わぬ大衆
サイレントマジョリティという言葉があります。
サイレントマジョリティ(wikipedia)

これは、もの言わぬ多数派と言う意味で、積極的に発言はしないけれども大多数であるという勢力のことを言います。
例えばブログにしても、ブログをしていない人が大多数なわけです。
彼らにもそれぞれ考えとか思惑とかがあるはずですけど。
そして積極的にブログなどで意見を公表するような人物と、そのようなことをしない人物とでは「ある事柄」に対する意見が異なる可能性が考えられます。
ブログなどで騒いでいる人の大部分は「こういう意見」だけど、実際に意見を公表しないような人達の大部分はそれと違う「そういう意見」であるような可能性です。
それが「サイレントマジョリティ」です。
ちなみに私は「やかましい少数派」に属するのかもしれません。

一部界隈で話題になっている記事があります。
石田衣良の白黒つけます 中国、韓国と仲良くした方がいい?しなくてもいい?
この記事では、表題の質問についてのアンケート結果が書いてあります。
「やかましい少数派」の私から見たら、順当な結果だと思います。
ネットでこのようなアンケートに答えるような人の結果では、「仲良くしなくても良い」が多数派なようでした。
この結果から色々分析した記事になるのかなー、と思って読むと斜め上に裏切られて中々面白いことになります。
結論部分を少しだけ引用です。
今回のこたえは数字のうえでは「しなくていい」派が圧倒的だったけれど、応募しなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定させてもらいます。中国・韓国とは仲良くしたほうがいい。
これは斬新な結論です。
この方法論は幅広い応用が可能ですね。
別に女の子に告白とかされないけど、サイレントマジョリティを考慮に入れて決定させてもらいます。
私は実はモテモテです。みんな言わないだけなんです。

何だろう、この虚しさは。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
東京へ
明日(日付が変わったので今日)、東京に行きます。
一週間前に横浜に行ったばかりなんですが。
ちなみに教授に来週の月曜日にも東京に行け、と言われましたが、思いっきり断りました。
今回東京に行く目的は「結婚式」です。
正確には二次会のみの参加ですけど。
大学の時の同期同士が結婚するので、そのお祝いに行ってきます。
プチ同窓会の雰囲気にもなりそうな気がします。
割と楽しみです。

あんまり深く考えてなかったんですが、二次会は夜からなので、11月3日に仙台に帰ってくることは不可能です。
すると、どこかで夜を明かさないとなりません。
「朝まで飲むか!」の雰囲気になりそうな気もしますし、会が終わった途端に誰もいなくなりそうな気もします。
友達に前もって「泊めて」とお願いしておけば良いのかもしれませんが、何となくそれもはばかれてしまいました。
基本が小心者なので。
そうこうしているうちに、いつの間にか前の日です。
流石にマズいと思って一応ビジネスホテルを調べてみたものの、満室。
漫画喫茶で夜を明かしてもいいけど、4日のことを考えるとちょっと寝たいよなー、ということで、会場の近くのカプセルホテルを予約してみました。
カプセルホテル初体験です。
寝られさえすれば、他には何も望みません。
しかもこのカプセルホテルは、連絡すればキャンセル料はかからないようです。
これなら朝まで飲むことになっても安心。

明日の夜、新郎新婦は結婚式を終えてゆっくりと過ごすんだと思います。
その裏で私はカプセルホテルで一人惰眠を貪ります。
このギャップが何ともいえず可笑しいな、と思いました。

ということで、精一杯お祝いして来ようと思ってます。
おめでたいイベントに参加することは、自分にとっても良い刺激になると思いますし。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / / comments(2) / trackbacks(0)
宴のあとで
結婚式の二次会に参加して、無事に仙台に帰ってきました。
新郎新婦の二人が楽しそうだったのが何よりも嬉しかったです。
あの二人ならずっと仲良しだろうな、と思ってます。

二次会の後は当然のように三次会の流れになったので、午前3時半くらいまで飲んでました。
場所は普通のチェーン店の居酒屋です。
この三次会にも新郎新婦の二人が参加していたのには驚きました。
朝から準備〜結婚式〜披露宴〜二次会〜の流れで相当疲れていたはずなんですけど。
こんなに頑張ってきた彼らに対して、自分にできる限りの目一杯のお祝いはしてきたつもりです。

前も書きましたけど、今回の新郎新婦、二人とも大学の時の同期です。
私たちのときは同期同士の仲が良くて、今回のイベントでも7割くらいの人が来ていました。
プチ同窓会です。
大抵の人は働いているので、彼らの近況を聞くことはとても刺激になりました。
修士課程を修了して以来会ってなかった人も多かったので、結構久しぶり(一年半くらい)なはずなんですが、会った途端に以前のような調子で話ができたことが嬉しかったです。
つい大学時代に戻った感じで飲んでしまったり。
体力は大学時代には戻れていないことが誤算でした。

飲みが終わった後は、友人のところで寝させてもらいました。
というわけでカプセルホテル初体験はできませんでした。
それが少しだけ残念。

彼らだけではなく、他の友人も今年〜来年に結婚する人が多いです。
もうそんな歳なのかーとは思いつつも、私にとっては正直実感が湧きません。
その人とずっと一緒に歩いていくという決断の重さが理解できないんです。
ずっと一人でも良いかな?という感覚なら分からないでもないんですが。
まあ、こればかりは縁とタイミングと運と努力に左右されることが多過ぎますし、個人的に焦る必要もないと思っているので、自然とそのような実感を得られるような人が現れることを首を長くして待ってます。
人生が終わる前までには、どうにかお願いします。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / / comments(2) / trackbacks(0)
当事者としては
笑い話では済まないんですよね。
就職難の博士たちへ、国立8大学が企業との交流サイト
思い切ってほぼ全文を転載です。
国立8大学が、インターネットの“社交場”と言われる「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」のウェブ・サイトを独自に運営することになった。
就職難の博士たちを支援するためで、近く本格サービスを開始する。
大学院博士課程修了者は、「視野が狭い」「柔軟性に欠ける」などの理由で企業から敬遠されがち。東工大の調査では毎年、国内の約1万4000人の修了者のうち、5割程度しか就職できない。
北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大と東工大の工学部が開設する「大学SNS」は、交流によって“浪人博士”たちの関心の幅を広げ、企業との接点を増やすことを狙う。
5割就職できていると書いてありますけど、この5割にポスドクが入っているか否かが問題です。
ポスドクを入れてこの数字だとしたら、それは期限が切れたら無職に逆戻りなので実際の数字はもっと低いものになるはずです。
ここでのポスドクは「契約の研究員」という意味です。
なぜ「博士」が余ってしまうかと言うと答えは簡単で、需要に対して供給が多すぎるからです。
大学院重点化の弊害です。
まず需要を増やした上で供給を増やせば良かったところを、とりあえず供給だけ増やしたら余ってしまったのが現在の状況です。

学位(博士号)をとるためには相応の時間を費やさないとなりませんし、そうしてまでとった学位があってもその後の進路は限りなく不透明です。
収入を得られるかどうかも怪しい。
当事者としては全く笑えませんが、このような事態になることが分かってても博士に進学した私はちょっと可笑しいかもしれません。

このSNSが実際にどの程度機能するかは分かりませんが、ちょっと様子を見てみようかと思います。
できればこのSNSの中に入り込んで。
いつからスタートとか、どうやったら入れるのかとかはさっぱり分かりませんが。
このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / 研究 / comments(0) / trackbacks(0)
音楽を身につける
発表の翌日にこっそりと注文していたiPod shuffleが届きました。
小さいです。
とにかく小さいです。

一緒に写っている私の手と比べれば、何となくその小ささが分かると思います。
私の手の大きさは人並みくらいです。
ちなみに写真が何となく赤みがかっているのは、夕方の屋上で撮影したからです。
屋上大好き。

まだほんのちょっとしか使ってませんが、実感としてはただ一つ。
「小さいことは良いことだ」
身につけている感覚が全くありません。
ただ、これは危険もはらんでいます。
iPod shuffleはクリップになっていて衣服に身につけることが可能なのですが、クリップが外れてブラブラと宙づりになっていることに気付きませんでした。
危なく買った初日に無くすところでした。
このクリップはそんなに強力ではないです。
指や耳たぶを挟んでも痛くないくらいのパワーです。

音質については私の貧弱な耳では何とも評価しづらいのですが、必要十分な音質だと思いました。
私の持っているイヤホン(ヘッドホン)の中では、E2cよりもPX200の方が相性が良さそうです。
低音があまり強調されていないのか、若干軽めの音の印象でした。
ただし、iPod shuffleで音楽を聴くようなシチュエーションは、雑踏の中が多いと思います。
屋外です。
それならばこの音質は申し分ありませんし、何よりも「wearable」という特徴は限りない利点だと思います。

不満点の中で最も大きいものは、直接パソコンに接続できないこと。
充電と同期に専用のドックが必要となるため、このドックも持ち歩かないとなりません。
しかしこのデメリットはiPod shuffleがこのような形状である以上どうしようもないものかもしれません。
すると、この形状によるメリットの方が重要だと思います。

今のところ大満足です。
iPodとの使い分けも問題なさそうですし。
無くさないように気をつけながら、ガシガシ使おうと思ってます。

Apple iPod shuffle 1GB MA564J/A
アップルコンピュータ (2006/10/31)

このエントリーをはてなブックマークに追加
kasa / Mac / comments(4) / trackbacks(0)
| 12345>|next>> |