街の灯
夜の街を眺めていると強く感じることがあります。
当たり前の話ですが、あの灯りの下にはそれぞれ人間が居て、それぞれそれなりに生活しているということ。
自分にとっては見ず知らずの、圧倒的多数の人間がそこには存在しています。
彼らの生活から漏れる仄灯りが、私の景色の一部に溶け込んでいきます。

これって結構不思議な感じがしませんか?
自分の知らないところで、自分の知らない何かが、ごく普通に行なわれている不思議。
「こんなことやってるのかな」と想像することはできますが、それをいくら膨らませていったところでただの妄想です。
事実とは異なることが多いと思います。
所詮自分が認知できることなんて、この世界の極々一部だということを思い知らされます。
私は、自分と自分の周りに居る少数の人達のことだけで一杯一杯ですから。

逆もまた然りなんですよね。
私が今現在居る、大学の研究室の灯りも外に漏れていて、人々の目に届いているんです。
そして、この灯りを見た人はこう考えるかもしれません。
「あそこでは、一体どんな(怪しい)研究がされているんだろう?」
「できれば自分たちに役に立つ研究だといいんだけど」
「一生懸命頑張ってるのかな」

ごめん。
実験サボってブログ更新してるんです。
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アマゾンは便利
寒空の下、一人屋上でカレーを食べながら考えてたんですけど、アマゾンって便利ですよね。
今日、ちょっと欲しい本があって大きい本屋さんに行ってみたんです。
でもいくら探しても目的の本は見つからない。
「なんだよ、品揃え悪いな」と仙台でおそらく一番大きいであろう本屋に心の中で文句を言って帰ってきました。
口に出して言うほどの度胸はありませんので。

それでアマゾンで検索してみたら、簡単に見つかりました。
これをポチッとすれば買えてしまいます。
ポチッとするだけです。
とても簡単です。

しかしここで少し逡巡してしまいました。
今買ってしまっていいのだろうか、と。
どうせならもっと色々買うべきなのではないか、と。

と言うのも、先日デジカメとそれに入れるSDカードを買ったときのクーポンが届きまして、合計3000円ほどあります。
期限は今月いっぱいなので、それまでに使わなければなりません。
クーポンに惑わされていることは百も承知。
アマゾンは商売上手です。

今の生活に足りないものを考えると、それはヘッドホン。
iPod用のイヤホンにはE2cを買って満足しているんですが、PowerBookで仕事をしながら音楽を聞く時に使うヘッドホンがないんです。
今使っているのは4年くらい前に買った安い耳掛け式で、音質はあんまり良くない。
色々調べてみると、ゼンハイザーのPX200というやつが良さそうでした。
値段もお手頃。
これに決定。

ポチッ


とはまだしていないんですが、今晩にでもしよう…。

追記
ポチッと完了(AM2:00)
あとは届くのを待つのみ。
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雪の降る街を
初雪が降りました。
屋上の寒さが身に凍みる季節になりました。



"雪の降る街を 想い出だけが 通りすぎていく"

名曲「雪の降る街を」の中の一節です。
雪の風景を眺めていると、色々なことが思い出されます。
何となく、身も心も引き締まるような、そんな気分になるからだと思います。
欲望から解放された、清廉な気持ちと言うか。
ちなみに、これ以上の歌詞はJASRACに目を付けられるので書けません。
JASRACの中の人達も、一度雪景色に心を奪われるといいと思いました。

今年もいつの間にか12月。
忙しいのは仕方ありませんが、そんな中でもまったりとした余裕を持って今年を締めくくりたいな、と思っています。
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kasa / 季節 / comments(2) / trackbacks(0)
キーボードカバー
何度も書いていることですが、私はPowerBook G4 15インチを使ってます。
今年の1月に発売されたモデルです。
そして、キーボードはBTOでUSキーボードにしました。
入力するのに日本語は必要ありませんし、それならシンプルなUSキーボードの方がカッコいいので。

しかし、USキーボードにしたことで、一つ問題がありました。
それはキーボードカバー。
ヨドバシカメラ等の量販店では日本語キーボード用のカバーしか売ってないんです。
じゃあ、カバーをしなければ良いという話になりますが、そうはいきません。
それには聞くも涙、語るも涙のトラウマがあるからです。

以前はiBook G3を使っていたのですが、買ってから2ヶ月後の2002年5月、事件は起きました。
研究室で、実験が一区切りしたので自分の机に戻ると、マグカップに注がれていたはずのアツアツのお茶が、何故かiBookのキーボードの上に豪快にこぼれているのです。
iBookはうんともすんとも言わなくなりました。
基盤がやられていました。
こぼした犯人は未だ闇の中です。
それからは机では絶対にマグカップで飲み物を飲まなくなりましたし(でもカップラーメンは食べます)、キーボードカバーをしないと落ち着かないのです。

ネットで調べた結果、iSkinのProTouchというのを見つけました。
カナダの会社です。
これを買うしか無い、と決心しヨドバシカメラに無理を言って取り寄せてもらいました。
2ヶ月かかりました。

それから使い続けて早8ヶ月。
買った時から思っていたんですが、微妙にキーボードとカバーがずれてます…。

もちっとピッチリ作って欲しいなあ、と思うのは私が細かいところを気にしすぎるからなのかな。
もしかしたらカナダのPowerBookのキーボードはちょっと大きいのかも、と思っておくことにします。
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責任者出てこい
このように強く言う人に限って、「自分にも責任がある」とは考えないんですよね。
私個人の意見としては、責任者は責任を取るために存在しています。
そのリスクと見返りに普段のお給金が高いんです。
その人が責任を取らないのでは話になりません。

加えて今回の騒動では購入した人達にも大きな責任があります。
売買契約の際に最終的に「買う」と判断してハンコを押した責任です。
購入したものが不良品だった場合、売り主に「金返せ」というのは理解できます。
でもそこで「国」に補填を求めるのは虫が良すぎる話ではありませんか。
買ったものの金額がたまたま高かっただけで、レベルとしては「100円ショップで買ったホッチキス、もうちょっとマシな作りだと思ってたけどすぐ壊れたよ」と同じレベルです。
ちなみに私の話です。
国に「100円返せ!」と強く迫れば、100円返してくれるのかな。
あと「代わりのホッチキスをよこせ!」と。
「いける」と判断して買ったのは自分なのにね。
気の毒だとは思いますけど。

というわけで、私は今回の騒動を生暖かい目で見守っています。
もし仮に「国が金を出す(少しでも)」という結論になった場合が中々楽しみです。
その時は全国の詐欺に遭った人たち、例えば羽毛布団やら壷やら怪しい学習教材やらを買った人達も言うと良いと思います。
「俺にも金よこせ」
レベルとしては、一緒。

ここまで書いて思ったんですが、今回は国とか自治体とかが何となく弱腰ですよね。
多分、何かやましいことがあるんだろうなあ、と想像してみる。
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kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
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