神業
面白いものを見つけたのでちょっと紹介。

神動画.com

マリオ、土管に入っちゃってるし、ペン回しはあり得ない動きしてるし。
これらを見てると、鍛えれば大概のことはできるようになるような気がしてきます。
いやー、何か間違ってる気がしないでもないですが、カッコ良すぎです。

まだ全部は見てないので、家に帰ったらゆっくりと見ようと思います。
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kasa / 雑記 / comments(0) / trackbacks(0)
客観性
物事を判断するには客観性がとても大事です。
自分の感情はでき得る限り排除しなければなりません。
しかし、これがなかなか難しいのです。

私の現在の研究対象は、専ら脳です。
脳は構造上、様々な役割を持つ領域に分けられます。
そして、それらの領域、或いはもっと細かい部位によって、その遺伝子の発現は劇的に異なります。
従って、複数の個体を用いて遺伝子の発現を比較する場合、脳の部位をきちんと合わせる必要があります。
じゃあ、どうやって合わせるのかと言うと、これが「見た目」なんです。
勿論、様々な構造上の特徴から部位を合わせますが、最終的に判断するのは「自分」の「見た目」です。
これがとても難しいです。

加えて、実験には必ず揺らぎが生じます。
誤差です。
例えば、前述の脳の部位ですが、実験の手法的に最大40マイクロメートルの位置がずれる要素を含んでいます。
そしてこれだけずれると、遺伝子の発現は異なるものになってしまいます。

実験をする以上、初めからある程度の結果の予測があります。
予測は「期待」と言葉を変えられます。
つまり、「こういう結果が出ればこの仮説の信憑性が増すな」ということであり、もっと言うと「こういう結果になって欲しい」ということです。

同一の個体において、「ほぼ」同位置のAとB、二枚の脳の遺伝子発現写真があったとします。
そして、自分の仮説にとってはAを選んだ方が都合がいいとします。
この場合、Aを選ぶかBを選ぶかが問題なんです。
Aを選べば自分の仮説に都合がいいように選んだ気がするし、Bを選べば自分の都合で選ぶのはダメだからということですけど、結局はこれも自分の都合で選んでいるということですし。
この判断には客観性が皆無なんです。

今日は脳の写真を見ながら一日悩んでました。
自分で選んだのは果たして客観的だったのか。
しかもExcelでデータをまとめたら、微妙だし。
選んだものによって結果が変わる。

一番客観的なのは、何にも利害の無いその辺の人に、どれが同じ部位だと思う?と聞いて決めてもらうことなんですよね。
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kasa / 科学 / comments(0) / trackbacks(0)
赤とんぼ
いつものように独りベンチに座り、何も考えずにまったりとしていたところ、赤とんぼが寄ってきました。
トンボを見ると、秋を感じます。
そもそもトンボは古来から「秋津」と呼ばれ、親しまれてきたものですしね。
神武天皇が国土を一望して「トンボのようだ」と言ったことから、日本自体を「秋津島」とする異名もあるらしいですよ。

トンボの目の前でクルクルと指を回して捕まえようと試みましたが、上手くいきませんでした。
それでちょっと調べてみたところ、指を回して目を回させようとするのは、実際の効果は高くないということが判明してしまいました。
生まれてきてから25年間、疑うこと無く信じてきたのにorz

これが今日一番の驚きです。
だって他に何かが起こるとは思えないですから。
毎日こんな調子。
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kasa / 季節 / comments(0) / trackbacks(0)
恋愛で上手くいくかもしれない方法(男性用)
現在、「におい」の研究は世界中で非常に盛んになっています。
そして「におい」に似たものに「フェロモン」があります。

フェロモンの定義は、「同種・他個体に作用し、本能的な行動や生理的な反応を引き起こす物質」です。
「フェロモン」は「におい」とは異なり、脳の視床下部や辺縁系へと情報が伝えられ、本能行動や生理機能に影響を及ぼすと考えられています。
フェロモンを受け取る器官は「鋤鼻(じょび)器官」と呼ばれ、鼻の中にありますが、人間では痕跡程度しか残っていません。
しかし人間でも「フェロモン」が作用しているような研究結果が得られてきています。

とても有名な実験に、次のようなものがあります。

何人もの男性に2日間、同じTシャツを着続けてもらいます。
そしてそのTシャツのにおいを複数の女性に嗅いでもらい、好ましいものを選んでもらいます。
もちろん誰が着ていたかは内緒です。

するとHLA遺伝子(Human Leukocyte Antigen)の近縁度と相関性が得られる結果になりました。
もっと具体的に言うと、「自分と近い近縁のHLA遺伝子を持つ異性のにおいを避ける傾向にある」ということが確かめられました。
これは近親婚を避け、遺伝的多様性を保つための選択が、知らず知らずのうちになされている可能性を示唆しています。
ちなみにHLA分子は免疫系において「自己」と「非自己」を認識するのに使われる分子で、臓器移植の場合はなるべく近いHLA分子を持つ人に臓器を提供してもらわないと上手くいきません。

これはとても重要なことを私に教えてくれました。
つまり、私が2日間着たTシャツのにおいを嗅いでも嫌がらない人(好ましいと思う人)にアプローチすれば、グッと成功の確率が上がると言うことです。

じゃあ、まず準備段階として、嫌がらずににおいを嗅いでくれるレベルまで女性と仲良くならなきゃな。
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kasa / 科学 / comments(0) / trackbacks(0)
お知らせ
Windowsで見た時の違和感を解消するため、ほんのちょっとだけデザインをいじりました。
自分の環境(Windows2000、Firefox or IE)では問題無さそうなんですが、もし何か変な表示とかになっていたらお知らせください。
近くにWindowsXPは無いので、検証できませんので。

それにしてもMacとWindowsでここまで表示のされ方が違うのは、どうにかならないのでしょうか。
色も文字も全然違うんだもんorz
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kasa / 連絡 / comments(0) / trackbacks(0)
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