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植物の本
「本鉢」というのを頂きました。
http://www.tokyopistol.com/goods/honbachi.html
サイトからちょっとだけ引用します。
濡れやシミ、破れ、年数を経た劣化によって不要になった古本(ツブシ本)を植木鉢にリプロダクトしました。水をあげていると本自体も朽ちていき、独特な雰囲気をかもし出します。一点一点手作りにて作り上げた作品。ちょっぴりエコで、本好きにはたまらない植木鉢です。お部屋に、ディスプレイなど様々な場所でお使いくださいませ。
研究室で、お使いくださいましょうと思いました。

箱を開けると、本と土と植物が入ってました。

Honbachi1-1

Honbachi3

本は、「文学博士 小柳司気太著 新修漢和大字典 博文館版」とあります。

Honbachi2

ちょっと見づらいのですが、昭和11年4月10日 47版発行のようです。
定價 金三圓八十銭 特價 金二圓五十銭。
何故特価に至ったのかを考えると、なかなか楽しいです。

ちなみに、小柳司気太博士は1870年新潟生まれの漢学者で、道教・老荘思想の研究科だそうです。
学習院・大東文化学院教授。
植物が原料である本から植物が生えるというのは、道教で言うところの太極の一部と言えるかもしれません。
言えないかもしれません。

そんなこんなを考えながら、早速、本の中に土を入れてみました。

Honbachi5

早速と言いつつ、本を汚したり壊したりすることにどうしても抵抗があったので、くりぬいてあるところにラップを敷いて、更に紙も敷いてしまいましたが。

そして、ワイヤープランツをもりもりと植えて完成です。

Honbachi6

ばーん。


Honbachi7-1
ばばーん。
実際に植えてみると、なかなか素敵な感じになりました。

これで、研究室にコソコソと作っているMy植物園に、面白いアクセントが生まれました。
植物を並べるとこんな感じです。

Shokubutuen

少しずつ、少しずつ、小柳司気太博士の作製した本は、植物の土台になりながら朽ちていくんだと思います。
誰の土台にもならないまま朽ちていきそうな私と、どちらが早く朽ちるかの競争です。
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kasa / 園芸 / comments(2) / trackbacks(0)
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Comment
素敵ですねぇ!正にkasaさんの為の逸品だと思います。
ラップで遮断しても朽ちるのでしょうか....?
| lacus | 2011/02/26 8:54 PM |
Comment
>>lacusさん
なかなか素敵ですよねえ。
ラップで一応の遮断はしているのですが、既に本とラップの間に土が入り込んでいるのが見えましたし、水をあげるとどうしても本にもかかってしまうので、やはり少しずつ朽ちていきそうな気がします。
植えた時よりも今のほうが、少しだけ紙がヨレヨレになった部分があります。
長く、観賞したいと思ってはいるのですが。
| kasa | 2011/02/27 9:27 PM |









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