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1分の価値
ふと思い出したんですが、小学校の頃は休み時間に校庭で遊んでいました。
私は屋内で遊ぶことも多かったですけど、外行くの面倒くさいなと思うことも多かったですけど、とにかくクラスの大部分の人は、私でさえも、外で遊んでいたように思います。
しかし、よくよく考えると休み時間って10分から20分程度だったはず。
仮に間を取って15分として、外でドッジボールをすることを考えると、この15分の間に「外に行って」「チーム分けして」「ドッジボールの試合をして」「勝敗を決めて」「また教室に戻ってくる」ことをしているわけです。
実際にドッジボールの試合をしているのは、おそらく正味5分程度です。
それでよく、しっかりと楽しめていたなあ、と、今から考えると結構不思議です。

それに対して、今。現在。
うっかりボーッとネットでもしようものなら、平気で1時間くらい経ってしまってます。
その間に得るものは特になく。

そう考えると、単純に比較はできませんが「1分の価値」が相当変わってしまっているなあ、と感じました。
空き時間が「15分」くらいだと「何をやるにしても中途半端だなあ(だからネットすれば良いや)」と思ってしまっていましたが、小学生当時ならドッジボールを一試合終わらせてこれるだけの時間だったんです。
このような寸暇を惜しんで勉強していれば、また違ったのかな、と。
このような寸暇を惜しんで勉強するような気概が必要だったのかな、と。

15分程度かけてこの文章を書いた私は、しみじみとそんな風に思うわけです。
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