ボトルアクアとりあえず順調

昨年7月くらいに立ち上げたボトルアクアですが、半年経過してなかなか順調です。
水換えは思いついた時(2〜3週間に半分程度の換水)、たまにコケ取り(1ヶ月に一回くらい)、たまに水草のトリミング(2ヶ月に一回くらい)程度のメンテナンスで済んでいます。
現在の様子はこんな感じ。

20160110ホ?トルアクア


ななめ角度から撮影したので、流木がびよーんと伸びた感じに写っちゃってますね。
流木にはウィローモスが繁茂して、モス床も順調です。
加えて、底面にはグロッソスティグマを植えていて、マツモもチラッと見えます。
この2つはこれからワサワサと殖える予定です。
うまくいくと良いのですけど。

中に入っている生体は下記の通り。

  • メダカ(4匹)
  • ミナミヌマエビ(3匹)
  • オトシンネグロ(1匹)

2リットルのボトルでは限界に近い生体量ですが、今のところどうにかバランスが取れています。
ボトルアクアをして痛感しているのは、とにかく水草が大事で、水草のためには光環境が最重要です。
明るくして繁茂させることが水質の安定に最も寄与します

ボトルアクアは、可能な限り手をかけない環境を作るのが理想ですので、エアレーションやろ過は行っていません。
この上、照明も行わないと完璧ではあるのですが、そうするとかなり水草の種類が限られますし、環境を整えるのがとても難しくなります。
と言うことで、照明だけはきっちり行うことにしました。

照明を選ぶにあたって、蛍光灯を用いるかLEDを用いるかは、結構重要な問題です。
今回は蛍光灯を用いています。
と言うのも、LEDは明るいのですが、光の波長の幅が狭く、植物が光合成に使える光量は実際にはとても少ない場合があるからです。
水草対応のLEDも売ってますが、結構高いため、それならば波長のことを考える必要のない蛍光灯を使うことにした次第です。
これを12時間ごとに明暗を繰り返しています。

こんな感じで、とりあえずはとても順調です。
あとはチョコチョコと手を加えてバージョンアップを行いながら、できるだけ長く維持できたらなあと考えています。
毎日、エビや魚を見る生活は、当初の想像よりもずっと心のスキマにピタッとハマってしまった感がありますので。ので。

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ボトルアクアリウム ver.2

15ヶ月くらい前からボトルアクアリウムを始めて、楽しく過ごしてきていました。
どことなくなんとなく:カテゴリ;アクアリウム
非常に順調で、「ああ何だ、意外とボトルアクアリウムも簡単じゃないか」と油断していたのですが、先日、急速な環境の悪化により、中の生体が全滅してしまいました。
原因はいくつか考えられるのですが、列挙すると、

  • そもそもボトルが小さい
  • ボトルの口が小さいために、非常にメンテナンス性が悪い
  • メンテナンス性が悪いために、環境維持は基本放置(ミナミヌマエビとイシマキガイにお任せ)(一度環境が整ったらメンテナンスは最小限で済むのがボトルアクアリウムの利点とも言えるのだけど)
  • 上記の理由により恐らくボトルの中がかなりの有機物過多となり、きっかけ一つで微生物繁殖の要因が整っていた
  • 先週までの気温の上昇によって、ボトル水温の上昇、微生物繁殖、環境悪化、ボトル維持困難

ボトルは500 mLのものを使用していたため、環境の変化に弱く、耐えられませんでした。

このボトルはもう保たないと言うのは、うすうす5月頃から気付いていて、そのための準備もしていました。
新しいボトルの作成です。
当初の作戦では、新しいボトル作成が済んだら、古いボトルから生体を移動させようと思っていました。
しかし、新しいボトルの作成に予想以上に手間取ってしまい、結果的には間に合いませんでした。
正確には、新しいボトルに移したことが、とどめだったのですが。
新しいボトルに使用していた水草には、農薬がついていたらしく、弱った生体にはひとたまりもありませんでした。

農薬付きの水草は全て捨て、水を入れ替え、ボトルの再セットアップを行いました。
しばらくはまたボトル作成かなあ、と思っていたのですが、ひょんなことからメダカを手に入れたため、急遽メダカボトルとして運用を始めました。
割合過酷な状況で飼われていたらしく、非常に生命力が強く、元気です。

ホ?トル ver2

よく見えないですけど、メダカが3匹と、おまけについてきたタニシが1匹入っています。
奥にポトスの植木鉢があるため、ボトルが見えにくくてすみません。
床には作成途中だったモス床(ウィローモスをシート状に生やしてわっさわっさにしたもの)が、奥には流木とそれにウィローモスを木綿糸でぐるぐる巻にして根付かせようとしているものが見えます。
水面には、メダカと一緒に貰った浮草みたいなものがあります。
あと1ヶ月もすれば、それなりに見栄えがするようになると思うのですが。
また、メダカは雄1匹、雌2匹で、卵を生んでいたため、よく見ると水面に浮かんでいるのが見える透明なやつの中に卵を隔離して、孵化させた後に育てようと目論んでいます。

ボトルを立ち上げてから一週間くらい経ちますが、今のところ順調です。
今回のボトルは、前回のボトルの反省点を踏まえて、

  • メンテナンスしやすいように口は広く
  • 水量もそれなりに
  • 水草は管理しやすいものを

と言うことを徹底できればと考えています。

とりあえずはこの状態を維持して水草などの生育を図りつつ、メダカの稚魚を上手に育てたいなあ、と思っています。
あとはエビですね、エビ。
ヤマトヌマエビかミナミヌマエビを入れないとなりません。
ただし、エビは非常に水質に対する感受性が高いため、もうちょっときっちりボトルの環境が整ってからですね。
本当は一刻も早くエビを入れたいのですが。
エビを入れて、思う存分気の済むまで眺めていたいのですが。

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機能美

人間誰しも人生の中で一定の時間、エビを眺めて過ごすと思うのですが、眺めれば眺めるほど、観察すれば観察するほど、エビの構造、造形、機能には無駄がないというか、洗練された機能美のようなものを感じます。
エビを見ていると、どんな場所も歩けて、泳げて、エサをついばめる様子を見ていると、それを可能とする構造と造形の洗練されたメカニカルさを見ていると、「ああ、これは脊椎動物ではどうしたって勝てない」と、「門」のレベルでの敗北感を覚えます。
いや、ホントに動きに無駄がなくて構造も理にかなっているんですよね。
凄いなー、エビ凄いなーと思いました。(34歳男性)

Ebi
(まだエビのクリアな写真をうまく撮れたことありません…)

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ボトルアクアリウムその後(4ヶ月半経過)

以前、5月にボトルアクアリウムを立ち上げたことについて書きました。
どことなくなんとなく;ボトルアクアリウムのようなもの
その後、アカヒレだけではなくミナミヌマエビとイシマキガイを投入し、コケ取り環境を整備したことも書きました。
どことなくなんとなく;最近の近況の状況
上記のエントリが、立ち上げから大体2ヶ月半後くらいですね。
今回は4ヶ月半後の状況です。

写真 2014 09 26 18 27 02

アカヒレ2匹と、ミナミヌマエビと、イシマキガイが、よく見ると全部写ってます。
基本的には、3日に1回のエサやり以外はノーメンテナンスです。
この間の水換えは、100 ml程度を2回変えただけです。
アカヒレはスイスイと気ままに泳ぎ、ミナミヌマエビはツマツマツマツマとコケをついばみ、イシマキガイは圧倒的な効率で全てのコケを取り去って、ウィローモスはモジャモジャと繁茂しながらミナミヌマエビに食べられ、アナカリスは自由に伸びたり分かれたり根っこを出しつつミナミヌマエビに食べられています。

この辺のバランスは、大体取れている感じですが、やはりどうにもこの系にとってはオーバースペックなのはイシマキガイです。
圧倒的なパワーでコケを食べ尽くしてしまうため、結果的にイシマキガイ自身のエサがなくなってしまうという問題にずっと頭を悩ませています。
実は、この写真に写っているイシマキガイは2匹目でして、最初の個体は投入後2ヶ月弱で死んでしまいました。
前回、ボトルアクアリウムについて書いた時も、このことは懸念していたのですが、上手に対処することができませんでした。
では、イシマキガイなしでボトルを維持できるかというと、1匹目がいなくなった後に試してみたのですが、どんどん壁面にコケが生えてきてしまい、その状態での維持は困難だと判断しました。
現在は2匹目のイシマキガイを投入して2週間ほどです。

イシマキガイのエサがなくなってしまうのだったら、別途エサを投入しようと言うことで、今はエサやりの時にアカヒレ用のエサと一緒に沈降性のエサも投入しています。
まあ、沈降したエサの大半はミナミヌマエビが食べてしまうのですが…。
本当はエサを増やすことは水質の悪化に即つながるため、可能な限り避けたいのですが、今のところは水質の目に見える悪化はありません。
しばらくはこれを続けてみたいと思っています。

デスクに水槽があるのは、想像以上に楽しいです。
ホント、眺めているだけでついうっかり1時間以上経ってしまっているくらいには。

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ボトルアクアリウムのようなもの

今日は以前書いたように私の生誕12345日目らしいのですが、そのことで何かを書こうとウンウンと考えても特に何も思いつかない残念な感じでしたので、ここ1ヶ月以上暖めていた別の話題を書ければと思います。

感覚的にはちょっと前、実際は大体3年くらい前に一時期「ボトルアクアリウム」に興味を持って調べていた時期がありました。
ボトルアクアリウムと言うのは、小さなビンの中に小魚や小エビを飼育するアクアリウムの形態のことで、手軽である反面、水質などを保つのが難しいという面があります。
ビンの中の環境をなるべくバランスを取り、水質の悪化を防ぎつつ、うまく飼育できれば、これは中々面白いと思うのですが、当時は結局実行には移さずにいました。
周りには「アカヒレ(ボトルアクアで使う代表的な小魚)が欲しい!」と吹聴していたのですが。

すると最近、その吹聴を覚えていてくれた人が、ボトルに入って売られているアカヒレをプレゼントしてくれました。

コッピービン
(若干ピンぼけです、2匹入ってます)

これが大体4月の始め頃でした。
このまま1ヶ月ほどデスクの上で飼育して、たまに眺めて楽しんだり、場合によっては眺めて楽しむ合間に仕事をしたりしていたのですが、如何にも小さすぎて、このままだと水質などの観点から維持できないのではないかと思うようになってきました。
うーん、じゃあボトルを少し大きくして環境を作りなおすか、と思うに至り、ゴールデンウィークを使ってボトルの立ち上げを行いました。
ボトルには、ちょうど空になって手頃の大きさだった、見たことある人は見たことあるボトルを使い、水の準備、底石の準備、水草の準備を行い、新規ボトルを立ち上げました。

PBSボトルでアクア
(やっぱりちょっとピンぼけです)

ボトルアクアの場合、水質の維持が何よりも重要です。
その場合、魚の排泄するアンモニアを分解する微生物を繁殖させることと、呼吸に必要な酸素を供給するために水草を入れることが大事です。
今回の場合、バランスが取れていい感じに微生物が繁殖していると思われていた小さなボトルの中に入っていた水、水草(ウィローモス)、底石は、全て新しく立ち上げたボトルに再利用しています。
加えて、底石としては、普通のアクアリウムでは「濾過用」として使う微生物が繁殖しやすい石を使い、水草には水質の変化に強い「アナカリス」を入れました。
アナカリスは和名を「オオカナダモ」と言って、高校の生物の教科書に出てきて「原形質流動」を観察できるちょっと研究室っぽい水草であることも決め手でした。
あとは水草の光量の確保のために、100円ショップで購入したUSB-LEDを使用しています。

ボトルアクア

暗くするとこんな感じ。

暗いボトルアクア

このボトルを立ち上げてから3週間近く経過しましたが、水換えも必要のないくらいに水質も安定しています。
しばらくはこのまま様子を見つつ、眺めて楽しみたいと思ってます。
とりあえずの懸念としては、そのうちにコケが生えてくるのではないかということです。
その場合、コケ取り要因として小エビを1匹だけ導入しようと思っていますが、そのことでバランスが崩れてしまうこともやはり懸念材料です。
ヤマトヌマエビにするか、ミナミヌマエビにするか、心配はつきません(わくわく)。

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